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赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

魔女っ子

       4



「ええ~い、こうなったら恥ずかしさという感情が欠落している生物{おばちゃん}にパワーアップするしかないわ!」
少女はふっきれた。そして{おばちゃん}にパワーアップした。
恥も外聞も関係なくなった少女は、超ごっつい鼻毛を生やすために全身全霊で{ワイクルー}を踊る。
「伸びたまえ~!伸びたまえ~!あたしの鼻毛よ、まるで古代アトランティスで作られた神々の金属オリハルコンのごとく強靭な超ごっつい鼻毛よ伸びたまえ!おんどりゃ~~~!」
少女の鼻からグングニルの槍のような超ごっつい鼻毛が、バチコ~~ンと伸びた。
アンドリューとジャアコは鼻毛をつたいワサワサと崖の上まで登ってきた。二人は少女にお礼を言おうとしたが、少女は何も言わずに顔を真っ赤にして走って帰ってしまった。
少女はおばちゃんになりきるにはまだ若すぎたのだ・・・。
豪快な鼻毛を見られた恥ずかしさにより、その日以来、少女は大好きなアンドリューを避けて生活していた。
次の授業は体育だ。しかし授業に出る気がおきない。
教室で少女が一人でぼんやりしていたときである、アンドリューが教室に現れた。
少女はアンドリューを避けるように教室から出て行こうとした、しかしアンドリューがすれ違う少女の手を握った。
「一緒に行こうよ。」
アンドリューは少女に言った。
「・・・・・・うん・・・・じゃあ競争ね。」
少女はハニカミながら答える。
嬉しそうな少女の笑顔にアンドリューも笑顔になる。
アンドリューと少女は体育館に走った。
タッタッタ・・・・
廊下に二人の足音が響いた。




       完
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魔女っ子

        3



おびえるイケメンアンドリューを見るのが、ジャアコは楽しくて仕方が無い。
「そうだ、この学校の横には崖がある。崖のギリギリでチョロQを止めてアンドリューをビビらせてろうかしら。イ~ッヒッヒッヒッヒ。」
ジャアコは巨大チョロQを崖に向かって走らせた。
チョロQは崖の手前で止まるどころか、もの凄い勢いで崖下にダイブしていった。
アンドリューはチョロQが崖に落ちる瞬間、なんとか脱出したが勢いで崖のほうに転がり落ちていった。
奇跡的にアンドリューは崖の真ん中辺りの木の根につかまりなんとか助かっている。しかし自力で這い上がるのは困難だろう。
ジャアコが崖に駆け寄るとアンドリューが必死な顔で木にしがみついていた。
邪悪な娘ジャアコは、さすがに自分でもやりすぎだと思い、アンドリューを助けようとしたそのときである。足を滑らせてジャアコも崖から落ちてしまった。
奇跡的にジャアコは崖の真ん中辺りの木の根につかまりなんとか助かっているアンドリューにつかまりなんとか助かっている。しかし自力で這い上がるのは困難だろう。
「だれか~~!助けて~~~!ヘルプミ~~~~!」
アンドリューとジャアコの叫び声が校庭のど真ん中で瞑想をしていた少女の耳に届いた。
「どうやら子猫ちゃん達があたしに助けを求めているようね。」
少女は声のするほうに向かった。
どうやら崖のほうから叫び声が聞こえてくるようだ。
崖を覗いてみるとイケメンアンドリューと邪悪な娘ジャアコが必死に助けを求めていた。
少女は考えた。二人を助けるには、なにかロープのようなものが必要だ。しかし二人分の重さを支えているアンドリューの上腕二頭筋の張り具合をみると探しにいく時間は無い。むしろ鼻毛しかないのではなかろうかと。
おそらく中途半端な鼻毛では簡単に切れてしまう。二人を助けるには超ごっつい鼻毛を生やさなくてはならない。しかし乙女たるもの、大好きなイケメンアンドリューの前で超ごっつい鼻毛をさらして生きていくなんて生き地獄だ。
少女は悩んだ。
どうする少女!




       続く

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魔女っ子

       2




昨日の夜は楽しかった。
まるでうら若き乙女のロングヘアーのようなツルツルでスベスベで長い長い鼻毛が父親の鼻から生えてきて、家族全員が大パニックに陥ったのだ。
あのとき驚いて大声をあげながら豪快な屁をぶっ放したおばあちゃんを思い出すと今でも笑ってしまう。
しかし気をつけねばならない。もしも女であんな鼻毛が生えてしまったら、恥ずかしさのあまり下手をしたら自殺してしまうかもしれないからだ。それほど精神を攻撃する魔法なのだ。
少女は自分の魔法に恐怖を感じつつ学校に向かった。
しかしまだ10才、いたずらしたい年齢である。
「担任の先生に生やしてあげようかしら。それとも大好きなイケメンのアンドリューに豪快な鼻毛を生やして、からかってあげようかしら。カ~カッカッカッカ、ケケケケ」
そんなことを考えながら学校に着くと、邪悪な娘ジャアコが今日も邪悪ないたずらをして遊んでいた。
ジャアコはアリを虫眼鏡で燃やしたり、だんご虫をまるめて瞬間接着剤で固めたりして邪悪な遊びを楽しんでいた。
「オッス!ジャアコ」
ジャアコも笑顔で答える。
「メッス!」
ジャアコの顔はいつもの3割増し邪悪な顔をしていた。
こんな日はジャアコは邪悪ないたずらを企てている日である。
少女はジャアコのいたずらを楽しみにして自分の席についた。
しかし特に何事もなく放課後に突入してしまった。
今日はジャアコは邪悪ないたずらはしないのだろうかと思っていたときである、なんとジャアコは日曜大工でコツコツと作り上げた、人が乗れるほどの巨大なチョロQを持ってきたのである。
学校におもちゃを持ってくるとはなんて邪悪な娘なのだろう。
そして邪悪なことに、ジャアコはイケメンのアンドリューを巨大チョロQに無理やり乗せ、走らせて遊び始めたのである。
アンドリューは恐怖で叫び声をあげている。
ジャアコは大爆笑している。
邪悪な娘である。




       続く

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魔女っ子

        1




{魔女}それは普通の人間にはできない超常現象を引き起こすことができる、恐ろしい女である。
ここに人間の精神を破壊しかねない、おぞましい魔法を使うことができる10才の少女が誕生した。
それは夕食後の家族団らんのまったりとした時間に起きた。
少女がテレビを見ていたときである。
「チェスト~~~!」
少女の父親が突然、気合と共に豪快に鼻毛をぶち抜いたのである。
父親の手にはもっさりと鼻毛が握られていた。
5本?10本?いや30本はあるかもしれない。
父親は得意げな顔で少女をみる。いや、おまえにはできまいと見下したような表情を浮かべている。
少女は父親のドヤ顔が気に入らない。
この家の中で一番地位が低く、夕食はドックフードを食べさせられている父親が、自分に対して優越感を得ているのである。
少女は見よう見まねで鼻毛を抜いてみた。
「おんどりゃ~~~~!」
手には何も無い。鼻毛を抜くにはまだ幼すぎた。
「くっくっく、お前にはまだ早すぎたかな?だ~はっはっはっは。」
父親は日ごろ娘に意地悪されているので、このときとばかりに大声で笑うのだった。
悔しくて悔しくてたまらない少女は、泣きながら自分の部屋に駆け込んだ。
「くそ~~!親父め!そんなに鼻毛が好きなら伸びるように願ってやるわ!」
少女はムエタイの試合前に踊る神聖な踊り、{ワイクルー}を踊りながら精神を集中し、全身全霊を込めて父親の鼻毛が伸びることを祈った。
「伸びたまえ~!伸びたまえ~!親父の鼻毛よ、まるでうら若き乙女のロングヘアーのようなツルツルでスベスベで長い長い鼻毛よ、豪快に伸びたまえ!おんどりゃ~~~!」
隣の部屋から父親の悲鳴が響いてきた。
「ぎゃ~~~!鼻毛が~~、鼻毛が~~~まるでうら若き乙女のロングヘアーのようなツルツルでスベスベで長い長い鼻毛が~~~!・・・・」
この瞬間、鼻毛を伸ばす魔法が使える、恐ろしい魔女が誕生したのである。
そして夜が明けた。




       続く
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