FC2ブログ

赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

花より団子

         4



女性はちょっとびっくりした顔をし、少しもうしわけなさそうに言った。
「桜って近くからみると、粒粒してる感じが気持ち悪い気がするんです。」
男は近くの桜を見てみると、気持ち悪い感じがなんとなくわかった。
「遠くからみると、何かの虫の卵がはりついているようにみえるんです。」
男は遠くの桜を見てみると、確かに何かの虫の卵がはりついているように見えた。
女性は花が好きでみていたのではなかったのである。
男はがっがりして仲間のもとに戻った。
周りをみてもさっぱりきれいにみえない。
いちど虫の卵と思い込んでしまうと、そうみえてしまうのである。
がっかりした男を尻目に、仲間たちはベロベロに酔いながら楽しそうに話している。
男も酒をがぶ飲みする。
飲んでいるうちに楽しくなってきた。
仲間とおいしい酒を飲んで、おいしい食べ物を食べてふと思った。
(日本人はやっぱり花より団子だな。)



          完
スポンサーサイト



テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

花より団子 | コメント:0 | トラックバック:0 |

花より団子

          3


周りをみても酔っ払いばかりである。
千鳥足でふらふらと歩く若者。
顔を真っ赤にしてなにやら怒鳴ってるおじさん。
泣きながら酒を飲む女性。
花をみているものなどほとんどいない。
男は思った。
(しょうがない奴らばかりだ。本当にこいつら日本人か?)と。
しばらく花をみて歩きまわっていると、前方にいる美しい女性が目についた。
女性も花をみながら歩いている。
男は思った。
(まさに、やまとなでしこや~~~!)。ひとめぼれである。
男は勇気をふりしぼって声をかけてみた。
「こんにちは、桜がとてもきれいですね。」



           続く

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

花より団子 | コメント:0 | トラックバック:0 |

花より団子

       2


花見会場に着くとかなりの人でにぎわっている。
「うわ~もの凄く綺麗だ!」
男はうれしそうである。
しばらく飲んでいると友人達の行動がおかしくなってきた。
(ジャア~~)友人Aの股間から黄金水が桜の根元にかけられる。
「肥料になるし、いいんじゃね」
友人Aはまるで、いいことをしたかのような口ぶりだ。
「おええええええ~~~げろげろ~~」
友人Bの口から桜の根元にゲロがかけられる。
「肥料になるし、いいんじゃね」
友人Bもまるで、いいことをしたかのような口ぶりだ。
こいつらは日本人としての心を何もわかっていない。
失望した男はしばらく単独行動をすることにした。



        続く

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

花より団子 | コメント:0 | トラックバック:0 |

花より団子

       1



シャーー。
カーテンを開けると太陽が目にしみる。
「いい天気だ。」
今日は楽しみにしていた花見である。
男は花が大好きだ。
そして常々思っていることがある。
(日本人たるもの、桜の趣深さをわからねばならん。
 花より団子など、風情のわからん連中のたわごとだ。)と。
夜になり男は仲間と共に花見会場に向かった。



        続く

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

花より団子 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |
便
もっと
便利に
なりた~い

話題の美顔器が980円


簡単腸内洗浄





いっぱい
うまいものが
食べた~い

生キャラメルで有名な花畑牧場


モンドセレクション金賞のチーズケーキ