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赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

豚ドラゴン

          4



研究所に着くと、博士が心配そうに駆け寄ってきた。
「豚ドラゴン!しっかりするのじゃ!豚ドラゴ~~ン!」
豚ドラゴンは博士の呼びかけにもこたえない。
その後も1ヶ月以上たったが、豚ドラゴンの意識が戻ることはなかった。
研究所は何の成果も見込めない金ばかりかかる実験体を飼い続けるわけにもいかない。
研究所は豚ドラゴンを殺処分することに決めた。
博士は猛反対したが研究所の考えは変わらなかった。
豚ドラゴンは博士にとって、いまや血を分けた本当の孫のような存在である。
博士は研究所を辞め、豚ドラゴンと一緒に静かな山奥で暮らすことにした。
山奥の家に着いた博士は豚ドラゴンの頭をやさしく撫でた。
「豚ドラゴンや、ここは空気もキレイだし、静かでいいところじゃぞ。」
豚ドラゴンの反応は何もなかった。
季節は流れる。
冬が過ぎ、春が過ぎ、夏が過ぎ、そしてまた秋がやってきた。
豚ドラゴンは今日も何も反応がない。
「豚ドラゴン、今日もいい天気だよ。外でひなたぼっこしようか。」
博士は豚ドラゴンを連れて庭にでた。
二人寄り添い座る。
外は秋晴れで暖かい。
陽だまりの中、今日も博士の子守唄がやさしく豚ドラゴンを包んだ・・・




          完
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豚ドラゴン

         3




豚ドラゴンが脱走してやってきた所は豚がたくさん飼われている所だった。
自分以外の豚を始めて見て興奮する豚ドラゴン。
ここは博士のようにかっこよくおしゃれにいこう。
「ブヒー。(HEY YO~ 皆さんごきげんYO~)」
そこにいた豚達は、いかしたラッパーみたいな手の動きと韻の踏み方に、都会のおしゃれさん豚が来たと色めき立った。
その中から美人メス豚のステファニーがオス豚達を引き連れて優雅にやってきた。
「ブヒブヒ?(あんた、なかなかやるわね。私達になにか用かしら?)」
豚ドラゴンは真剣な表情で、本に書かれていたあの疑問を美人メス豚のステファニーに聞いた。
「ブヒー?(人間が豚を食べるって嘘だよね?人間は豚の仲間だよね?)」
ステファニーは憎憎しい表情で答える。
「ブヒブヒ。(本当よ、あいつらは悪魔よ。このあいだだってそう。あいつらは私達の目の前でイケメン豚のジョニーを丸焼きにして食ったのよ。「豚の丸焼きはたまんねぇぜ~ぐひひひ~うひょひょひょ~」ってね)」
豚ドラゴンはショックを受けた。頭の中が真っ白になり軽いパニック状態になった。
「ブヒー。(嘘だ!僕は信じないぞ!豚と人間は友達なんだ!嘘つきのお前たちのご飯なんて片っ端から平らげてやる)」
豚ドラゴンは豚達のエサを食べ始めた。
「ブホー!(やめろ!)」
怪力豚のグレゴリーは豚ドラゴンを突き飛ばした。
突き飛ばされた豚ドラゴンは壁に衝突した。その衝撃で近くに立てかけてあった木材が豚ドラゴンを下敷きにしてしまった。
そのときである。
「大変だ!早く木材をどかせ!」
豚ドラゴンの体に埋め込まれたチップにより、場所を特定した研究所の者たちが豚ドラゴンを捕獲にきたのだ。
豚ドラゴンは研究所に連れ戻された。意識はまだ無い。




         続く

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豚ドラゴン

        2



豚ドラゴンが研究所で読書にいそしんでいたときのことである。
今までの豚ドラゴンの考えを揺るがす、信じられないことが書かれていた本を発見した。
これは確かめずにはいられない。
豚ドラゴンはちょっとだけ研究所を脱走することにした。
研究所を脱走するには障害がある。庭にでることはできるが、門の所に二人の警備員がいて出られないのだ。
一人はスケベそうな顔をしている。
豚ドラゴンはエッチな内容の手紙を書き、スケベそうな顔の警備員を建物の裏に移動させることにした。
手紙を書いた豚ドラゴンは、蹄で起用に紙飛行機をおりスケベそうな顔の警備員めがけて投げた。
しかし、紙飛行機は真面目そうな顔の警備員のほうにぶつかってしまった。
真面目そうな顔の警備員は手紙を読み、ドスケベそうな顔の警備員に変身し、建物の裏へよだれを垂れ流し走っていった。
豚ドラゴンは一人になったスケベそうな顔の警備員の背後にそっと忍びより、色っぽい声をだした。
「ブヒー。(うっふ~ん)」
スケベそうな顔の警備員は怪訝な顔をして後ろを振り返った。
「ブヒー。(うなれ僕のこぶし!スーパーサンダー光速右ストレ~~~ト!)」
豚ドラゴンの右の蹄が、振り向きざまのスケベそうな顔の警備員のみぞおちに突き刺さる。
「ヴォォォォォォ~~エ~~!ゲボ~~~!ゲロゲロゲロゲロ~~~~!」
スケベそうな顔の警備員は昼に食べたあんかけ焼きそばを豪快に吐きだし、前のめりに倒れ失神した。
「ブヒー。(ごめんなさい警備員さん。帰ってきたらあんかけ焼きそばを奢るからね)」
豚ドラゴンは強くやりすぎてしまった事を、ちょっぴり反省して脱走するのであった。



         続く

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豚ドラゴン

         1



「ついに、ついに完成したのじゃ~~~!!!人間並みの知能を持つ豚が、ついに完成したのじゃ~~!!ぐへへへへ。」
博士は長年の研究の末、人間並みの知能を持つ豚をついに完成させたのである。
博士は狂喜乱舞で、はしゃぎまくっている。
「HEY YO~ みなさんごきげんYO~。」
ご機嫌な博士は、手をラッパーみたいに動かし韻をふんでラップしだした。
しかし、研究所の中で周りには何人かいたし、イメージするようなラッパーの手の動きが難しくて、なんか変な感じになったので恥ずかしくて止めた。
博士は誕生したばかりの豚を抱き上げ、ほおずりした。
「ほんまにかわいい豚野郎じゃのう。強くたくましくかっこよく育つように、いかしたファンキーな名前をつけてやるのじゃ。発表します。ジャジャ~ン、豚ドラゴンじゃ。」
子供のいない博士にとって豚ドラゴンはかわいくて仕方がない。
寝るときは、一緒に寝て、毎日子守唄を歌ってやったし、絵本の読み聞かせもしてやった。
たまに豚ドラゴンは寝小便や寝糞をしたが、そのへんはご愛敬。
まるで孫やひ孫のようにかわいがった。
豚ドラゴンの誕生から3年が過ぎたころには、豚ドラゴンは読み書きそろばんをある程度マスターし、博士や研究員達と筆談ができるまでに成長した。
博士の愛情のおかげもあり、豚ドラゴンは強くやさしい豚に育った。
季節は夏も終わり、秋に差し掛かっていた。




          続く

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