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赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

デスサッカー

        4




極悪高校の5本目のシュートが終わった。
極悪高校は5本全部決めてきた。弱小高校もいまのところ4本全部決め、次が5本目である。
これを止めれば極悪高校の勝利である。決められれば延長だがワルオの体がもたない。ワルオはもうフラフラである。このまま続けば極悪高校の負けは確実であろう。
そんななか弱小高校の5本目のシュートが始まった。
「いくぞ!ぶっ殺せ!」
弱小高校イレブンがワルオをぶん殴りに行く。
「皆!ワルオさんを守るんだ!デスサークルだ!」
極悪高校のメンバーは弱小高校のメンバーをデスサークルで囲む。
「てめえら邪魔だ!」
弱小高校のメンバーは極悪高校のメンバーをぶん殴り突破しようとするがデスサークルから出られない。
正義一筋さんは極悪高校が一発でも反撃でもしようものなら、すかさず退場させようと虎視眈々と狙っている。
「ワルオさん、後は頼みますよ・・・ぐおおお。」
極悪高校メンバーは殴られても殴られても決して手をださず必死に耐えている。
「おまえら・・・すまねえ・・・うぉおおおおお~~~!かかってこいや~~!」
ワルオは気合十分だ。
弱小キャプテンは舌なめずりをして残酷な笑みを浮かべている。
「そんなフラフラなお前に俺のシュートが止められるか。死ね!」
弱小キャプテンがワルオの顔面めがけて強烈なシュート放った。
「みんなが俺のために体を張って頑張ってくれてるんだ・・・ここで止めなきゃ男じゃねぇぜ~!」
そのときである、皆の熱いハートと情熱がエネルギーとなり、ワルオのリーゼントに集まってきた。リーゼントはまばゆい光を放ち物凄い力を蓄えている。
「くらえ~~~!リーゼントキャノンヘッドじゃ~~~!」
ワルオは強烈な頭突きをボールに食らわした。ボールは恐ろしい勢いで弱小高校のベンチに飛んでいき、じっと体育座りをしていた弱小メガネの眉間に突き刺さった。
パリン
弱小メガネのメガネは割れて吹き飛んだ。それと同時に両チームに満ちていた負のオーラも消えてなくなった。
極悪高校メンバーは歓喜に酔いしれる。弱小高校メンバーも負けたがすっきりした表情をしている。
死力を尽くして試合をしたもの同士だ、試合が終われば友情が芽生える。
レンズが壊れフレームだけになったメガネには、お互いのプレーを称えあう両校の姿が映っていた。




        完
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デスサッカー

       3





後半戦がスタートした。
正義一筋さんの極悪高校への厳しいジャッジが続く。
デスサークルをやれるものならやってみろ、むしろやってくださいと言わんばかりの厳しいジャッジだ。
ポジション争いで軽く服をひっぱっただけで極悪高校にビンタアンドイエローカード、母ちゃんのデベソを馬鹿にしただけでビンタアンドイエローカードである。
さすが正義の審判、正義一筋さんである。決して反則を見逃さない。
弱小高校は正義一筋さんのジャッジに、調子にのって反則を仕掛ける。
ポジション争いではひじうちや目潰しで相手を攻撃する。ドリブルで抜き去った相手には顔面にツバを吐き捨てる。
さすが正義の審判、正義一筋さんである。いつも携帯しているご自慢のプロサッカー選手カードを眺めて、反則を見ないようにしている。
弱小メガネも調子に乗って、日ごろの鬱憤を晴らすかのごとく極悪高校ベンチに殴りこみ、極悪高校の監督をぶん殴りだした。もちろんボコボコに返り討ちにあっている。
後半戦も残り半分をきったときである。
弱小高校はいきなり凄いドリブルをしだした。
まるでバスケットのようにボールを手で突いてドリブルしだしたのだ。
ダブルドリブルどころかトリプルドリブルもお構いなしだ。
弱小高校のシュートはハンドボールのシュートのようにボールを投げてシュートしている。
正義一筋さんは相変わらずうっとりした表情でご自慢のプロサッカー選手カードを眺めて、弱小高校の反則を見ないようにしている。
弱小高校と正義一筋さんの猛攻は続いたが、極悪高校はなんとか防いで0対0で後半戦をしのぎきった。
これからはPK合戦で勝負である。
強豪の極悪高校と弱小高校ではもともとのレベルが違う。
極悪高校は簡単にシュートを決めてくる。
一方の弱小高校は、メンバーのひとりがキーパーのワルオを後ろから羽交い絞めにして、メンバー全員でワルオをぶん殴りその隙にPKを決めてきたのだ。





        続く

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デスサッカー

       2



極悪高校のボールで試合が始まった。
開始早々、極悪高校のエースストライカーのワル吉はセンターサークル付近から物凄いシュートを放った。
弱小高校はのキーパーは弾くのがやっとだった。
「ふっふっふ、挨拶代わりの一発でびびらせちゃったかな、ぐぇええへへへへ。」
ワル吉はドヤ顔をしている。
コーナーキックのはずだが、審判の正義一筋さんはゴールキックを指示する。
ワル吉は正義一筋さんに詰め寄る。
「おい!弱小高校のキーパーは確実に触っただろうが!どこ見てやがる!」
正義一筋さんはワル吉をビンタして吹き飛ばす。そして流れるようにレッドカードをだした。
「俺はな、スタンドのかわいこちゃんを見ててキーパーが弾いたのなんか見てないんだよ!このカス野郎が!退場だ!このクズ野郎!俺がルールだ!この生ゴミ野郎!」
弱小メガネはベンチで興奮しながら正義一筋さんの必殺技を眺めている。
「でた~~!正義一筋さんの必殺技!理不尽見せしめレッドだ~~!説明しよう。理不尽見せしめレッドとは、わざと理不尽な判定をして、相手が文句を言ってきた所を見せしめに退場させ、相手チームを従わせるという恐ろしい必殺技なのである。」
弱小高校の監督とベンチメンバーは、いらっとして弱小メガネに一発づつ本気往復ビンタした。
しかし、エースストライカーのワル吉を退場させられて黙っている極悪高校ではなかった。
「ほう、今日の審判さんはなかなかやるようやのう。しかしその態度がいつまでもつか、見ものじゃのう。くっくっく、げへへへへ、だ~~っはっはっは。」
極悪高校のキャプテンでゴールキーパーのワルオは不敵な笑みをうかべている。
「おい皆の衆!あれをやるぞ!」
ワルオは天に向けて人差し指を突き立てた。デスサークルの合図である。
極悪高校のメンバーは、正義一筋さんを取り囲みボールをぶつけまくる。たまに間違ってぶつかった振りをして、スネを蹴ったり、ケツをスパンキングしたりしている。
ワルオは突き立てた人差し指を鼻の穴に突っ込み、寝転がり、鼻くそをほじってニヤニヤとその光景を眺めている。
弱小高校メンバーも負けずに寝転がりニヤニヤしながら見物している。
この公開リンチはハーフタイムまで続いた。正義一筋さんはボロボロだが、なぜか恍惚の表情を浮かべていた。





        続く

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デスサッカー

       1



今日は弱小高校のサッカーの地区予選の初戦だ。
相手は強豪の極悪高校だ。
極悪高校は強いうえに残忍で卑怯なプレーをする。弱小高校は控え室でおびえながら試合開始を待っているのだった。
弱小A「おい、知ってるか?極悪高校はデスサークルという技で審判を痛めつけて、自分たちの高校に有利な判定をさせるらしい。」
弱小B「なんとデスサークルでござるか?」
弱小メガネ「説明しよう、デスサークルとは審判を囲むように円陣を組み、審判が逃げられないようにしてボールをぶつけまくるという技である。インプレー中は審判は石ころと同じなので、ぶつけてもぶつけてもプレーは続行されるという恐ろしい技なのである。」
弱小C「ごちゃごちゃうるせ~!」
弱小メガネは弱小イレブンの皆に一発づつ右の頬に本気ビンタされた。
弱小メガネは涙がこぼれそうになったが、なんとか耐えた。男だからな。
弱小A「でも大丈夫さ。今日の審判はあの正義一筋さんだからな。」
弱小B「なんと正義一筋さんでござるか?」
弱小メガネ「説明しよう。正義一筋さんとは悪には絶対屈せず、反則は絶対に見逃さない脅威の動体視力を持つ、正義の審判である。」
弱小C「うるせ~って言ってんだろ!」
弱小メガネは弱小イレブンの皆に一発づつ左の頬に本気ビンタされた。
弱小メガネは涙がこぼれた。男でも我慢できなかった。
そんなこんなで恐怖の試合が始まるのだった。




      続く

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