FC2ブログ

赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

前世ブーム

        2



男が、噂の占いババアマダムキャサリンの元にたどりつくとそこには人垣ができていた。
皆他人の前世に興味津々なのだ。
ちょうどこれから派手な女と、なんとも冴えない地味な男が前世占いをしてもらうようだ。
「マダムキャサリン、あたしの前世をみてもよろしくてよ。オ~~ホッホッホ。」
派手な女がマダムキャサリンに前世を見てくださいと言っているようだ。
「見える!見えるぞ!イ~ッヒッヒッヒッヒ!おぬしの前世は町娘じゃ。」
派手な女ががっかりと肩を落とした。
「ひ~~普通よ。」
男は思った。
{町娘か、普通だな。}
周りで見ていた連中もザワザワと騒いでいる。
「普通だ!」「超普通だ!」「ふつ~う!」
皆の目が興味を失ったおもちゃを見るような目で派手な女をみていた。
「マダムキャサリン、生ゴミのような卑しい卑しい僕の前世をみてください。」
地味な男がマダムキャサリンに前世を見てくださいと言っているようだ。
「見える!見えるぞ!イ~ッヒッヒッヒッヒ!おぬしの前世はトランスフォーマーじゃ。」
地味な男がおたけびをあげた。
「いやったぜ~~~超かっこいいぜ!俺の前世はトランスフォーマーだぜ!イエ~~ス!」
男は思った。
{うっうらやましい!トランスフォーマーだなんて超かっこいい!}
周りで見ていた連中もザワザワと騒いでいる。
「やばいよ!」「超かっこいい!」「ク~ル!」
皆の目が少年少女のようにキラキラ輝いた目で地味な男をみていた。
前世ひとつでこんなに皆の評価が変わるなんて恐ろしいことだ。
派手な女は誰にも見向きもされないが、地味な男はまるでヒーローのように周りの人達に崇め奉られ拝まれている。
「いいなあ俺もヒーローになりたいなあ・・・。」
男の前世を知りたい気持ちは以前よりも強くなっていた。
男は相談のために親友を飲み屋に呼び寄せ、一杯やりながら相談することにした。




        続く
スポンサーサイト

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

前世ブーム | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |
便
もっと
便利に
なりた~い

話題の美顔器が980円


簡単腸内洗浄





いっぱい
うまいものが
食べた~い

生キャラメルで有名な花畑牧場


モンドセレクション金賞のチーズケーキ