FC2ブログ

赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

考える人

        2




考える人は今回もくだらないことを考えている。
考える人は電車の中やバスの中など、人ごみの中にいるときに考えることがある。
ひょっとしたら超能力者がいて、自分の心を読んでいるのではないかということだ。
寝たふりをしているアイツだろうか、携帯をいじっているアイツだろうか、外の景色を見ているアイツだろうか。
みんな涼しい顔をしているがひょっとしたら自分の心を読んでいるかもしれないのだ。
考える人はそのときこう考える。
「おい、わかってるんだぞ!君が人の心を読んでいることは、お見通しだぞこんちくしょう!」と。
考える人はそのあと辺りを見回して不審なリアクションをしている人を探すが、皆無反応だ。
超能力者のほうも気づかれたくないのであろう。さすがにこの程度では正体を現さないようだ。
敵がこちらの心を読んでくるいじょう、普通の方法では敵の正体を探るのは難しい。
なにか突発的に反応してしまうようなことを考えなくてはいけない。
例えば、ダジャレなどでつい笑ってしまうとか、そんなことだろうか。
考える人は考えてみた。
「う~ん、え~とですね・・・整いました。人の心を盗み見る破廉恥極まりない超能力者め、しかと心を覗き見るがいいさ。いくぞ・・・・・コンドルがケツにつっこんどる。」
考える人は考えた瞬間、会心のダジャレにドヤ顔で辺りを見回すだろう。
なんだろう、なんか寝たふりをしているアイツも、携帯をいじっているアイツも、外の景色を見ているアイツも少しニヤついている気がする。
まさか、ひょっとしてこいつら全員が超能力者なのかもしれない。
しかし、そのことを確かめるすべを考える人は持っていない。
これ以上頭の中を覗かれるのも恥ずかしいし、考える人はできるだけなにも考えないようにするのだ。
考える人は今回もくだらないことを考えたものだ。
考える人はくだらないことを考えたことを既に忘れてしまっている。




        続く
スポンサーサイト

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

考える人 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |
便
もっと
便利に
なりた~い

話題の美顔器が980円


簡単腸内洗浄





いっぱい
うまいものが
食べた~い

生キャラメルで有名な花畑牧場


モンドセレクション金賞のチーズケーキ