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赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

ブサイク

         4



男は修羅と化したブスミに近づくが、ブスミは怒りでわれを忘れ男に全く気づかず石を投げ続けている。
男はブスミに変顔をみせて笑わせて落ち着かせてやろうと思った。
「ブスミ、おっす!」
精一杯の変顔をブスミに披露した。
「ぎゃ~~~~~~!!!!!!」
ブスミは恐怖で悲鳴をあげた。がしかし30秒もすると落ち着きを取り戻したようだ。
「なんだ、ブサイクか・・・」
ブスミはさびしそうに言った。
「どうしたブスミ?なにかあったのかい?」
どうやらブスミも月の女神様にお願いしてチャンスを与えられたが、男と同じくいやらしい事をしようとして失敗したらしい。
男は話を聞き胸がしめつけられる思いがした。
自分にそっくりなブスミにいとおしさを感じる。
男はブスミを抱き寄せ、背中のたるんたるんに、たるんだ肉をがっちりつかみながらブスミをみつめる。
「どうやら俺はお前で、お前は俺なんだな。」
男はなんとなくかっこいい気がする言葉を放ってみる。
潤んだブスミの腐った魚のような目が、まるで宝石のようにきれいに思えた。
「あだすがあんたで、あんたがあだす。」
頬を紅に染め、ブスミも男の言葉を繰り返す。
見つめ合う二人には、もう言葉なんてものは必要なかった。
夕日が重なり合う二人の影を映していた。
空にはもう月が昇っている。月はやさしく二人を見つめているようだった。
きっと月の女神様がもう一度だけチャンスをくれたんだね。




         完
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

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