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赤いフクロウのショートストーリー

短い小説を書いています。

赤いフクロウのショートストーリーへようこそ

白い悪魔が飽きたようなので、また一人でやろうかな。





たまに奴が思い出したように小説を書くかもしれないが
気をつけよう。



夜空を見上げてごらん、星が綺麗だね。
でもね、僕は思うんだ。
ランキングボタンを押す君の指の方が
はるかに綺麗だよ。

指輪捨て物語

       3



もうすぐ頂上だ。
しかし、またも男を試練が襲う。
山頂付近まで登った所で五十代半ばあたりと見えるオジサンが仁王立ちで待ち構えていたのだ。
オジサンの頭はバーコードのような髪型で、白い上下の肌着を着、そして腹巻をまいている。右手には酒の入った一升瓶、左手にはあぶったイカが握られている。
魔王に違いない。
男は臨戦態勢をとった。
オジサンは天が震えるほどの声で男にプレッシャーをかけた。
「貴様の持っている指輪を~~~!よこせ~~~!!!キエエェェ!」
強烈な威圧感が男を襲う。
男が指輪を持っていることを知っているということは、やはり魔王のようだ。
男はとりあえずエクスカリバー(ただの木の杖)でぶん殴ってみた。
「ふはははは、なんのつもりだ、この若造が。だ~っはっはっは。」
オジサンはぶん殴られても大笑いだ。
なんてことだ、全然効いていない。
そうである。オジサンは酒を飲んでいるので痛みをまったく感じないのだ。
おそろしい守備力である。
ひるんだ男の表情をオジサンは見逃さない。疾風迅雷、オジサンは一升瓶で殴りかかった。
「くらええええ!おっとっと、あああれぇえええ」
オジサンは酒によってフラフラしていたので攻撃の弾みで転んで山から転がり落ちていった。
さすが魔王、恐ろしい相手だった。
魔王を退治し、勇者と化した男は山頂へ向かい、歩きだすのであった。



        続く
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

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